お客さまの声

minolta ミノルタα9000 修理【広島市 T,K様】


この度はミノルタα9000の修理ありがとうございました。
御返事が大変遅くなり申し訳ありません。

このカメラは20数年使ったもので、突然の故障でした。
故障から、修理完了完全復活までの経緯を紹介させていただきます。 吉見様には心からお礼を申し上げます。

◎α9000のシャッターが動かなくなった原因
平成21年9月中旬から長野県松本市、富山県黒部峡谷方面に旅行に行った。 旅行から帰り、フィルムを現像に出すとプリントされた写真のうち3~4枚の上部が黒くなっており、(写真1・2) シャッターが正常に作動していないのではないかと思い、9月25日裏蓋を開けてみた。

1.松本城の写真

2.黒部川第2発電所(山が全く写っていない)

開けるとシャッターの幕に油が付着していたため、綿棒でふきとり、裏蓋を開けたまま手動でシャッターを5回くらい切ったところ、 ミラーが上がったままになり、巻き上げノブも中間で止まり動かない状況になった。

◎カメラの状況
そのようなことから、なんとか動くようにならないかと思い、本体の底を外してみたところ、幅2ミリ長さ8ミリのゴム製部品が落ちてきて、 シャッター下部をはずしてみたところ直径1ミリ長さ2ミリのプラスチック片が落ちてきた。

◎修理依頼の状況
すぐ次の日、昭和61年ころに、このα9000を購入したカメラ店の主人に連絡を取り修理を頼んだ。

2週間後に『元ミノルタカメラに勤めていた人に修理を頼んだが、このカメラは電気で動くカメラなので部品がないと修理不可能です。修理できない。』 と回答がありα9000は私の手元に帰ってきた。

《通常時》
minoltaα9000

その後、ペンタックスSPを修理してもらったことがある知り合いのカメラ古物商のところに行き、 修理できるかどうか聞いたところ『20数年前のカメラで、人間で言えば90歳くらいの年齢になっている、部品もないし、もう直らないでしょう。 あきらめてデジカメでも買ったらどうです。』と言われ、ガックリきた。

実際のところ、私はデジカメは今まで持っておらず、α9000にはものすごく愛着があり、なんとか直して元のように使いたい。と思い インターネットで修理業者を探した。

インターネットには、ものすごく多くの修理業者があり、私はその中から ミノルタの修理となっているものはないかと探したが、コマ送りの修理とか、ミノルタでも別機種の修理になっていた。

《モータードライブ装着時》
ミノルタα9000

私は駄目かな、と思っていたがα7000の修理実績が載っており、また『どんな修理でも気軽に相談ください。』となっていた 『カメラ修理YCS』に、10月14日に電話した。

すぐ送って下さいとのことで、一縷の望みをかけ10月16日に送った。 10月19日に、2~3週間待ってください。と電話があり、2週間後の11月4日、修理可能との連絡があり、すぐ修理依頼した。

それから丁度2週間後の11月18日にα9000の修理が終わり、手元に帰ってきた。 手動や、モータードライブを装着して試してみたが、いい音をたてて動く。嬉しかった。

動かなくなって8週間、修理依頼して2週間で復活した。本当に嬉しかった。 直していただき本当にありがとうございました。

写真3・4・5は修理後の写真です。

3.建物

4.愛犬ハル

5.初詣



*2010/01/18*

                   
【広島市 T,K様 ミノルタα9000修理完了】


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