Kodak Bantam Special 修理【宮崎県 A,S様】
カメラ修理サービス YCS 代表 吉見 正史 様
この度はKodak Bantam Special のシャッター調整をして頂きまして有難うございました。
工業デザイン上も優れた機種と称されているカメラをeBayで取り寄せた処、かなり状態は良かったのですが、低速シャッターの際に若干速度が間延びしておりました。
今回も頼みの綱の吉見様にTEL致しました処、快諾して頂きました。
修理後はシャッターの粘りも無くなり、快音で撮影できております。極めて心地好い響きです。
クラッシックカメラ愛好者には吉見様のお力がこれからも必要かつ甚大であります。
これからもどうか宜しくお願い申し上げます。
撮 影 方 法
★専用の828フィルム(製造廃止)は入手も現像処理も困難なため通常の35mmフィルムを使用。
12枚撮か24枚撮の35mmフィルムを暗布か暗箱の中で2本のスプールに巻きつけ末尾は鋏でカットしカメラにセット。
パトローネはフィルムの切れ端を残したまま保管しておきます。
★圧着板に事務用の付箋紙(着け剥がし自由)を1枚貼り付け後ピン補正をしました。
(828フィルムはブローニーフィルムと同様裏紙があり、紙の厚さ分を含めないとカメラの構造設計上焦点距離が適正にならない為)
★フィルムの巻き上げ:摘みを4~5回転ほどの目見当で1コマ
(2回転程度なら意図的なコマ被りができシュールで面白い写真が写ったりして楽しめます)
★撮影後は暗布か暗箱の中で再びパトローネのフィルムの切れ端に撮影済フィルムをセロテープで付けて収納します。
*2010/03/16*
【宮崎県 A,S様 Kodak Bantam Special 修理完了】